中国 電動スクーター事情

 平成23年、27年ぶりに中国旅
行に行きました。驚いたのは、電
動スクーターの普及状況!
 国策として、CO2削減に取り組
み、これまでのガソリンエンジンに
よるスクーターに多額の課税を行
い、その一方で電動スクーターは
免許なしで利用可能。
 人民服で実用自転車に乗る、私
が学生時代に見たステレオタイプ
の中国から変様した現況をレポー
トします。
 マクドナルドが普通にあります。
 ファミマは全家・・・。
 おにぎりが売っているとは思いま
せんでした。
 三輪自動車も電動です。
 朝の通勤風景。
 大通りには、スクーター・自転車
専用路線があります。
 ヘルメット不要で。二人乗りOKで
す。
 電動スクーターは音がしないの
で、危険な面も否めません。
 自電車ペダルがついたタイプ
は、少数派です。
 街の至るところに、充電設備が
あります。この店は雑貨屋です。
満タン充電に20分程度かかるそ
うで、概ね40キロ走行可能です。
 国策による電動スクーターの普
及に向けたインフラ整備は、高層
ビルの建築と併せ、極めて順調で
す。
 警察署でも電動スクーターが使
用されています。
 警察官が勤務中にメールをして
いました。笑
 電動スクーターは変速機やマフ
ラーが不要なので、軽くて製造コ
ストが安く出来ます。
 燃料計がバッテリー残量になっています。
 免許は不要ですが、公安委員会の登録は必要のようです。
 ちなみに、ガソリンバイクのナンバーをとろうとすると、日本円で8万円位かかるそうです。
 バッテリーは、足置きステップのところに入っています。電気を節約するため、夜間に前照灯を消して走る電動スクーターは珍しくありません。
 日本でも、電動スクーターは売り出されていますが、航続距離の改善とインフラ整備が課題ですね。
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