東日本縦断(大阪−北海道宗谷岬) マジェスティー250 C



札幌についたのは、もう21時前でした。


警察24時間でお馴染みの、すすきの交番。
すすきのの街は、取締りが強くなったのか、黒服のキャッチがいなくなっていま
した。以前、ライラック通りのあたりがキャッチの数が最高に多いと感じていまし
たが、誰もいませんでした。


北海道には、有料トイレがあるんですね。雪国だから????

この日は、ネットカフェで眠りました。





平成19年8月16日 


ツーリング6日目です。生憎の雨模様です。札幌駅前にて。


北海道大学のポプラ並木を見物します。北海道大学のキャンパスは、小川が流
れたりしていて、京都の大学(京都大学では無い!)に通っていた私の大学キ
ャンパスのイメージとは、桁違いのスケールでした。


北海道大学ポプラ


スズキ カタナ 刀のトリプルです。


北竜町のひまわり畑を見物します。


ひまわりの最盛期は過ぎていましたが、立派なものでした。
日本一周中のホンダモンキーが停まっていました。


NHK朝の連続ドラマ「すずらん」のロケが行われた、萌の丘です。


恵比島(えびしま)駅は、ロケで明日萌の駅として使用されました。







留萌のスーパーで、宝石箱のような、ちらし寿司を買いました。


稚内に向けて、順調に走っていると、警察官に停められてしまいました。うわ
っ!速度違反?


なんと、安全運転のキャンペーンとのこと。


このくそ寒いのに、ダブルソーダのアイスキャンデーをくれました。冷えるやん
け。




なんと、写真を撮ったらすぐに撤収。しかも、自分たちは、きちんとしたアイスク
リーム。
まさか、公費で出てるんと違うやろな。なめとんのか。北海道警察!
オンブズマンに通報するど!


オロロンラインの道の駅、おびら鰊番屋で休憩します。
 留萌郡小平町にあるこの道の駅には、旧花田家番屋というふるい建物が保存
されています。
北海道に残されている最大規模の民家で、ニシン漁の雇い漁師がニシンの群
れをこの建物の中で寝泊りしながら待っていた建物です。網元の住居と、雇い
漁師の住居の格差や、海を見張る窓が、見所です。

 

 
漁師たちの生活感が感じられる建物です。

 

この窓から、ニシンの群がやって来るのを見張ります。

 
網元の住居は、豪華ですね。





留萌のお店で、コーヒーを買って休憩。「ビニール本」って、ちょっとそそられま
すね。


牛がおるぞー!


いよいよ、北海道ツーリングのクライマックス、日本海オロロンラインに入りま
す。オロロンラインとは、北海道道106号稚内〜天塩線で、サロベツ原野と日本
海とアスファルトだけの、、電柱もガードレールも無い、ただ道だけの道だけで
す。途中にあるのは、この風力発電施設と沖合いに浮かぶ利尻富士だけ。北
の果てにやってきたことを強く実感します。


この道・・・・・・。感動!


緯度が上がるに従い、冷え込んできました。軍手から冬用グローブに交換しま
す。今日は、8月16日ですよ。


サロベツ原野に入ります。










稚内に到着です。




北海道の稚内市の港にある北防波堤ドーム。
全長427メートル、高さ13.2メートル、コンクリート製で、70本の支柱は回廊のよ
うになっており、かっては、その前に線路が走っていました。


ここに野営するのは3度目です。利尻島に渡る船を待つライダーやチャリダーが
多いようです。


■北防波堤ドーム【2001年 北海道遺産に指定】
 設計者は北海道大学を卒業して3年目、北海道庁の技師として稚内築港事務
所に赴任してきた当時26歳であった土谷実氏です。北埠頭が旧樺太航路の発
着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるの
を防ぐ目的で、昭和6年から昭和11年にかけ建設された防波堤です。樺太へと
渡る人々で賑った頃のシンボルでもあり、古代ローマ建築物を思わせる太い円
柱となだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類のない建築物として内外の注
目をあびています。

 半世紀を経て老朽化が著しかったため、昭和53年から3年間、全面的に改修
工事が行われ、昭和55年にその独特の景観がよみがえり、高さ13.6m、柱の
内側から壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本、半アーチ式の構造形式
です。2001年に北海道遺産に指定されています。
以上 稚内市ホームページより転載


 北の港町、稚内のお店で夕食を食べます。利用したのは、ロシア料理店。

 

 北の港町の夜は更けていきました。

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