北海道十勝支庁大樹町の太平洋を望む旭浜に、太平洋戦争末期、米軍上陸
を阻止するため、旧陸軍第七師団(旭川)によって建設された建造されたコンク
リート製トーチカが残っています。
トーチカの前では、のんびりと鮭を狙って投げ釣りをしている人がいます。
浜沿いにいくつも並んでいます。
もともと、土に埋まっていたそうですが、長い間の波風で洗われ、銃眼は明後
日を向いてしまい、無残な姿をさらしています。
銃眼には、型枠がそのまま残っていました。バラスの混入率、フーチングの大
きさ等を見ると、素人目にも、材料不足と粗製濫造が感じられます。
当時の兵士は、この銃眼から何を見たのでしょうか。
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