北海道大雪山の麓、糠平湖というダム湖に注ぐタウシュベツ川に、今は廃線
となった旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋があります。
糠平湖が減水する1月から9月だけ姿を現す事から、幻の橋と言われている
そうです。眼鏡のようなその形は、古代ローマ時代の水道橋を思わせます。長
い風雪水でコンクリートの表面が削られて、独特の雰囲気を醸し出しており、ま
た、背景の山の緑に溶け込んだその姿は、見る者を不思議な気持ちにさせま
す。
すごいところにあるのです。見に行くのは大変でした。
キツネ君にも出会いました。
鉄道であったことが、判るアングルです。
線路は撤去されていました。
長い年月でこんな肌になったようです。
地震で滑落したそうです。
タウシュベツコンクリートアーチ橋は、北海道遺産に登録されているそうです。
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