稚内 北防波堤ドーム


北海道の稚内市の港にある北防波堤ドーム。

 全長427メートル、高さ13.2メートル、コンクリート製で、70本の支柱は回廊の
ようになっており、かっては、その前に線路が走っていました。




防波堤の向こうでは、ウニ漁をしていました。






ここに野営するのは2度目です。利尻島に渡る船を待つライダーやチャリダーが
多いようです。


■北防波堤ドーム【2001年 北海道遺産に指定】

 設計者は北海道大学を卒業して3年目、北海道庁の技師として稚内築港事務
所に赴任してきた当時26歳であった土谷実氏です。北埠頭が旧樺太航路の発
着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるの
を防ぐ目的で、昭和6年から昭和11年にかけ建設された防波堤です。樺太へと
渡る人々で賑った頃のシンボルでもあり、古代ローマ建築物を思わせる太い円
柱となだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類のない建築物として内外の注
目をあびています。

 半世紀を経て老朽化が著しかったため、昭和53年から3年間、全面的に改修
工事が行われ、昭和55年にその独特の景観がよみがえり、高さ13.6m、柱の
内側から壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本、半アーチ式の構造形式
です。2001年に北海道遺産に指定されています。

以上 稚内市ホームページより転載


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