裁判所傍聴見学


 裁判所って、小市民の私には、あまり馴染みはありませんが、平成21年から
裁判員制度も始まることですし、裁判の傍聴に行ってまいりました。
 行って来たのは、大阪市西天満にある大阪高等裁判所、大阪地方裁判所で
す。同じ建物に高裁と地裁が入っています。
 玄関には傍聴券を手に持ったおっさんがウロウロしています。どうも、傍聴券
のダフ屋のようです。
 玄関のところには、本日の裁判プログラムが置いてあります。世間の注目度
の高い裁判は傍聴券のくじ引きがありますが、ほとんどの裁判は出入り自由で
す。

法廷は教室のようにフロアーに並んでいます。


法廷入り口です。

 
 扉の横にはプログラム、扉には覗き窓があり、裁判の状況を確認して法廷に
入ります。被告の一生を決める裁判をしていますので、服装を正して、静に傍聴
します。
 裁判は、おおむね20分ぐらいです。地裁は判事が1名、高裁は3名となる以
外は、ほとんど変わりがありません。
私が傍聴したのは、盗んだクルマの売買、買春、銃刀法違反、企業詐欺の4件
です。面白かった?(失礼!)のは、企業詐欺です。会社の役員が出てきて、お
互いの言い分を主張します。
 一方、クルマの売買は、傍聴席母親らしき女性が泣いていました。刑事事件
の被告は、いずれもゴムスリッパを履かされていて、隣には制服の係員が付き
添います。逃亡防止が目的のようです。裁判が終わったら、手錠をはめられ、
腰紐を巻かれ、連れて行かれます。悲しい光景ですね。


 地下食堂でご飯を食べました。一番高いヒレカツ定食650円です。ジュース
の自動販売機は90円。しかも安売りをしないコカコーラ社製です。大阪市内で
最低価格かもしれません。
 何故か、廊下に卓球台がありました。誰が使うのでしょうか。売店に、ルパン
V世の人形が売っているという噂がありますが、私は見つけることができませ
んでした。裁判所で泥棒の人形を売るのは・・・・。笑

トップへ
トップへ
戻る
戻る