飛田新地 鯛よし百番

 大阪府大阪市西成区山王3丁目一帯にある、大正時代からの遊郭街、旧赤
線地帯(公認売春地帯)である飛田新地には、かの居酒屋チェーン、百番の本
店、鯛よし百番があります。
 ちなみに、この一帯は、現在でも多くの娼婦が置屋の玄関に座り、手招きをし
て客を呼んでいるという、超法規的、アンダーグラウンドな街で、その様子はと
ても写真に撮ることは出来ません。正直、平成のこの法治国家である日本にお
いて、こんなことが許されて良いものかと、大きなカルチャーショックを受けまし
た。
 大阪府には、所謂ソープランドは1件も存在しませんが、飛田新地、松島新
地、今里新地、滝井新地が今でも残っています。



鯛よし百番では、現在は女の子の遊びは出来ません。残念・・・・・?


 玄関横にこんな場所があります。ここで、娼婦の顔見世をします。ずらりと綺
麗どころが並んだのでしょうね。 




待合室は日光東照宮の陽明門をくぐります。

 

 

   


待合室の中は、豪華な装飾が施されています。ここで、これからの一戦にドキド
キしながら時間をすごしていたのですね。

宴会場には、橋を渡って行きます。


そして、娼婦と一緒に、2階の個室へ・・・・。

 
長い廊下です。各々の部屋には、それぞれ異なった装飾が・・・・。

 

 

 
今夜は寄せ鍋です。1名4000円もあれば、飲み食いOKです。

 
部屋は、小船をデザインしています。床の間は小船、装飾は櫓のようです。

部屋の天井は2つに分かれています。多分、手前のほうで一杯やって、その
後、奥側で一戦交えたのでしょうね。


窓ガラスには、銃痕?


トイレもレトロです。


飛田新地の夜は更けていきます。

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